学振申請書検討会(2022年度)

学振の申請書の書き方に困っている院生の方は多いのではないでしょうか。京大でも書き方講座が実施されていたり、採用された過去の申請書を見る機会もあったりしますが、実際に自分の研究について書くとなると、話は別ですよね。

申請書を書くときは、指導教員や研究室の先輩にアドバイスをもらって修正を重ねると思います。しかし、専門分野が近く、自分の研究を理解している周りの人の意見だけでは、審査員にも上手く伝わるかわかりません。審査員の中には、自分の研究領域には詳しくない人も含まれているからです。

 

そこで、今回、さまざまな分野が集まる人環の特性を活かして、お互いの申請書を読み合わせる会を開くことにしました。普段、違う分野で研究している人からもらった意見や感想、そして書き方のスタイルの違いは、これから申請書を書き進める参考になることでしょう。

とはいえ、なかなか筆が進まなくて、途中までしか書けていない人もいるかもしれませんが、そうした書きかけ・箇条書きの段階でも大歓迎です!!検討会に参加して、人に説明し頭の中を整理することも、執筆を進める重要な時間です。

また、今年は書かないけど参考にしたいという院生も、同じく大歓迎です。いろいろな人の申請書を見ることで、自分が書くときのイメージが掴めると思いますよ!!

日時・場所

日程:4月29日(金・祝)14:30~18:00

場所:オンライン開催(ご連絡いただいた方に詳細をお伝えします)

 

参加を希望される方は、4月22日(金)23:59までこちらからご連絡ください。

読み合わせる申請書は、前日23:59までに提出していただく予定です。

※通常の活動との関係※

 

しばしば言われるように、申請書の執筆は自分の研究を捉えかえす貴重な機会です。また、他分野の人の申請書を読んでコメントするためには、相手の研究のポイントを掴むことも重要になります。今回の検討会は、よい申請書の書き方を話し合うだけでなく、こうした力を磨くひとつの機会となることを目標としています。

 

総人のミカタの活動も、単に、教授テクニックを学んだり共有したりすることに主眼があるわけではありません。模擬講義を行う際に目指しているのは、端的にいえば、自分の専門分野を見つめ直すこと、異分野の論点を掴んで自身との距離感を学ぶこと、という2つの力を涵養することです。今回の学振申請書の検討会も、この考えに基づいて計画しています。

詳しくは院生のみなさんへをご覧ください。